INTX2015と最新アメリカCATV事情視察ツアー　参加者募集のご案内

■視察のポイント

昨年まで、『Cable Show』の名前で親しまれていたNCTA（全米ケーブル通信協会）の年次大会の名称が変更になりました。新しい名称は、『INTX: The Internet & Television Expo』（略称：インテックス）。何と、イベントの名称から、『Cable』を捨てました。もちろん、米国では、多くの世帯が、ケーブル伝送路の上で提供されるブロードバンドサービスを利用していますので、「ケーブルを捨てた」というのはいいすぎかもしれません。ちなみに、インターネットのシェアは、モバイル（43％）、ケーブル（39％）、DSL（11％）、FTTH（6％）、その他（1％）です。モバイルが市場を引っ張っていることは、将来の日本市場を予感させます。
米国では、ビデオ（コンテンツ）をどうやってそれぞれの家庭に届けるか、という『ビデオ・デリバリー・ビジネス』の競争がいつの時代も繰り返されています。その手法が、地上波だったり、ケーブル、衛星、電話会社のビデオ配信サービス（TelcoTV）、そして最近のOTT、さらに『モバイル』となります。その先には、双方向のインターネットを通して集められるさまざまなデータを利用した『IoT（Internet of Things）＆ビッグデータの活用』という市場が待っています。今回の名称変更は、「ビジネスの矛先がかわった」ことに対するケーブル業界のすみやかな対応なのかもしれません。
米国ケーブル業界の動向を視察し、日本市場での課題解決の糸口をINTX2015と企業訪問を通して勉強したいと思います。
コーディネーター：伊澤偉行（cbaニュース編集・発行人）

■伊澤偉行(いざわ・ひでゆき)プロフィール

有限会社クリエイティブ・ビジネス・エージェンシー代表取締役
1957年栃木県生まれ。早稲田大学法学部卒。
88年～94年月刊「ニューメディア」編集長。91年に全国の主要ケーブルテレビ局を取材し、翌年「ケーブル年鑑」を発行。95年１月、クリエイティブ・ビジネス・エージェンシーを創業。マルチメディア・コンテンツビジネスを中心にしたニューズレター「cbaニュース」を発行。2001年～2011年、岡山理科大学大学院非常勤助教

■旅行概要

【旅行期間】2015年5月4日（月）～5月11日（月）6泊8日
【旅行代金】航空機エコノミークラス/1名一室利用の場合のお一人様630,000円
＊燃油サーチャージ(目安28,600円：2015年1月22日現在)が別途必要となります。
＊アメリカ空港税(8,090円)・成田空港施設使用料(2,090円)・成田空港旅客保安サービス料(520円)も別途必要となります。
＊INTX見本市登録料（展示のみUS$600）が別途必要となります（代行手数料5,400円）
【募集人員】25名（最少催行人員：20名）
【訪問都市】シカゴ・ニューヨーク
【最終申込締切日】2015年2月27日（金）
【旅行企画・実施】近畿日本ツーリスト株式会社　ECC営業本部　第５営業支店
【申し込み・問い合わせ先】TEL：03-6730-3220 FAX：03-6730-3229