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第551号「普及へのチャレンジが始まった新4K8K衛星放送」
[2018.12.13号]
【よいどれコラム】
4K-STBは、まだ付けていない。来年の春先には、HDD内蔵タイプが出されるというので、それを待っている。とはいえ、年末に向かって、いっぱいになったHDDの「(せっかく録画はしたけれど)まあ、見なくてもいいか。あきらめるか」というものを消さなければいけない。作業を開始しようとして、STBとHDDをつないでいるUSBハブの一つの口が不具合で、1台のHDDが機能していないことを思い出した。《同じ機能を持ったものに取り替えればいいのだろう》と、接続を解除し、イオンの3階にあるノジマデンキに行った。
昨年の年末に、4K対応テレビを買ったときの担当者I君がいて、同じような商品を探してもらうが、店頭にはなく、商品リストを調べても、バッファローの製品は、後継機も製造中止となっていた。「他のメーカーの商品もあるにはありますが……」というので、「ケーブルテレビの方に相談して、また来ます」という結論にした。 I君は、「ところで、それ外しちゃって、録画したヤツ、もう見れないんじゃないですか?」という。
きょとんとしている筆者の顔を見て、「うちの姉もテレビからHDDを外したら、見れなくなった」という。
《そうかなあ。同じSTBだったら、大丈夫でしょう》とは思ったが、《全部消えたかも》という気にもなってきて急いで帰った。
とりあえず、接続を元の状態に戻し、電源を入れ、「録画リスト」のボタンを押すと、外付けHDDの表示は消えていた。I君のいう通り、《全部消えちゃったのか》という気持ちになった。
それはそれで仕方がないが、とりあえず、「0」からでも録画できる環境に戻さなくてはならない。
「ホームボタン」から「設定」に飛び、何度かトライしているうちに、「同じSTBに接続する場合は、録画したものの視聴が可能です」というような表示が出てきた。操作指示にしたがって、ボタンを押していると、録画リスト画面に、外付けHDDの表示が戻ってきて、録画した番組も、消えてはいなかった。一安心である。
最初、すぐにJ:COMのコールセンターに電話しようと思ったが、年末のこの時期、電話も掛かりにくいだろうが、つながったとしても、エンジニアがいつ来られるかもわからない。
STBの設置作業の際に、ここら辺りを操作していたな、という記憶を頼りに、なんとか事なきを得た。
しかし、この時期、多いだろうな。大掃除をしていて、接続や結線を外して、元に戻せないという電話。
Wi-Fiの問い合わせの電話に対応していて、「Wi-Fiの電源を一度抜いてみてください」といった次の瞬間、電話がツーツーと鳴り出して、《あ~あ、電話の電源を抜いちゃったよ》というようなことがよくあるそうだから。ところで、来春、4K-STBにすると、「新しいSTBだから、録画したものはすべて見られなくなる」のだろうか。残しておきたいものは、BDに焼かないと。
11月下旬、iPad miniが外で使えなくなった。ネットにつながらないのである。気が付くと、画面の左上に、「SIMなし」表示が出ている。《おかしいな。ないはずはないんだけれど》と思いつつ、なかなかauショップに行けないでいた。12月7日、朝一で、海浜幕張のauショップに向かった。事情を話すと、SIMをチェックしてくれ、「おそらく何かの拍子に接続に不具合が出たのでしょう」ということで、回復した。
30分ほど待ったのだが、その間も、30分ほどカウンターで話をしている間も、フロアーでは、若い男性が、80過ぎの女性につかまっていた。「MicroSDカードがいっぱいになった。いちいち買いに来なきゃいけないのは面倒だ」という話が耳に入ってきた。対応した男性は、「写真をパソコンに移すと、MicroSDは、また使えますよ」と答えた。返事は、「80過ぎのおばあちゃんにそんなことができるわけないでしょ」だった。
容量の大きいMicroSDカードを何枚か購入しておけばいいのではないだろうかと思った。そうすると、「入れ替えができない」というクレームになるのかもしれないが。来店の目的がはっきりしないので、なんともいえないが、対応した男性が気の毒だった。《夜になると、ぐちりながら、いやな酒を飲むのではないか。仕事がいやになってやめてしまうのではないか》と思った。
テレビのニュース番組のコーナーで、都内のバスの便数が減っているとクローズアップしていた。黒字路線なのだが、人手不足で、運転手のローテーションが組めないのだそうだ。今後、あちこちで、同様のことが出てくる。そして、外国人労働者が、増える。
まず、相手の国の歴史や文化に敬意を払い、コミュニケーションを取ることだ。そして、相手の国の考え方と、日本の国の考え方の違いを理解してもらうことだ。信頼関係を築く努力も欠かせないだろう。
スマホの翻訳アプリを、十二分に活用する必要がある。(い)
【目 次】
◆1.12月1日 新4K8K衛星放送スタート。A-PAB「開始セレモニー」を開催
◆2.中海テレビ放送制作『米子が生んだ心の経済学者~宇沢弘文が遺したもの~』
-12月26日、NHK BS1で放送
◆3.中海テレビ放送・KDDI・KCME・アズビル金門の 4 社が
「IoT」を用いた水道メータの実証実験を開始
◆4.自然電力、Goolight、小布施町の 3 者が地域新電力「ながの電力株式会社」
を設立
◆5.長野県内CATV10社が「安心・安全なインターネットサービスの提供」、
「新4K衛星放送スタート」について共同宣言を発表!
◆6.4K・VR 徳島映画祭 Goolight が大賞受賞!ケーブルテレビ事業者から 4 作品が
入賞!
◆7.『4K・VR 徳島映画祭 2018』受賞作品発表
◆8.愛媛CATV、生活支援サービス「ちょこっとお手伝いサービス」開始
さらに(株)フジセキュリティ「おたすけくん」との連携で幅広く対応
◆9.愛媛 CATV、スマホ修理専門店「スマホステーション」を開設!
-ケーブルテレビ事業者初の総務省認定「登録修理事業者」-
◆10.となみ衛星通信テレビと飛騨高山ケーブルネットワークが
「災害発生時相互応援協定」締結
◆11.品川区の子どもたちの今と未来を応援する新番組
「ミライ作文」 -SHINAGAWA SCHOOL CARAVAN-
◆12.映画『ふたつの昨日と僕の未来』×愛媛県新居浜市が、
「第9回 ロケーションジャパン大賞」ノミネート作品 に!
◆13.年末の大阪チャンネルは注目コンテンツが盛りだくさん!
人気芸人ジャルジャルの冠番組などオリジナル番組3タイトルを一挙に配信開始
◆14.ひかりTV、来春、新4K8K衛星放送に対応
◆15.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》案内
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