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第547号「大画面は、テレビのフリップが良く読める」
[2018.10.10号]
【よいどれコラム】
あの暑い日々が、だいぶ遠くなってきた。夏の甲子園の終わりは、秋の始まりを感じさせる。金足農業の活躍、吉田輝星投手の小気味良いピッチングも懐かしい記憶になってきた。あとは、進学か、プロか、秋の深まりのなかで、また話題が沸騰する。
広島が、セリーグ3連覇で、27年ぶりの本拠地胴上げを成し遂げた。ペナントレースの後半、広島ファンの間では、もはや勝つのは当たり前、といった雰囲気だったという。あとは、昨年の二の舞とならないよう、短期決戦のクライマックスシリーズを確実に勝ち抜くことにファンの焦点が絞られている。その先は、もちろん日本一である。そして、地元では、Jリーグで首位をキープするサンフェレッチェ広島の同時優勝にも期待が寄せられているという。(二位になってしまった) 野球とサッカーと両方のプロチームのある都市で、両方の同時優勝というのは、まだないのではないかということだ。
海の向こうでは、MLBのロサンジェルス・エンジェルスの大谷翔平選手が、トミー・ジョン手術を受けることを発表し、打者としての活躍が期待される来期、そして投手として復活する来々期までのスケジュールが本格化してきた。あとは、新人王になれるかどうかに、多くのファンの興味が移ってきている。
もちろんポストシーズンの行方、ワールドシリーズで、どのチームが優勝するのかも気になるところだが。
日米の野球シーズンの終了は、どっぷりと秋を感じさせる。
アパレル業界は、秋の始まりの9月になると、半年先の春の準備が始まる。先日、NHKのクローズアップ現代で、大量の売れ残り商品を焼却処分しているアパレル業界のいったんを紹介していた。
知り合いの女性がアパレル系に勤めている。半年ほど前に会った時に、この業界は厳しい、といっていたが、本当だったんだ、と思った。彼女の勤める会社のブランドが、苦戦を強いられている、という記事もネットに出ていた。世の中の流れ、風を読むのは難しい。半年先の流行を予測して、大量に生産して、大量に売れる時代は、終わった。小ロット生産に切り替えたり、顧客の注文を受けてから、短時間で生産するオンデマンド生産を導入するところも出てきている。
9月25日、日本橋高島屋S.C.新館が開業した。これまでの「老舗感」を前面に打ち出した本館とは異なり、周辺のワーキング層に焦点をあて、7時半から焼きたてパンを売る店や23時まで営業するスーパーなど、身近な便利さを備えた店舗が多いという。続いて、10月24日には、日本橋三越本店もグランドオープンする。百貨店業界も、さまざまに変化している。
東京2020大会ボランティアの募集が始まった。2019年春には、東京オリンピック・パラリンピックの観戦チケットの販売が始まる。購入には、まずは、ID登録が必要だ。
もう、何をするにも、ネットのない生活には、もどれない。先日、総務省統計局・都道府県・市区町村の名前が入っている封筒を持って、『平成30年住宅・土地調査』の地域担当者がやってきた。
郵送で回答するか、インターネットで回答するか、と聞かれたので、もちろんインターネットを選択した。
これに回答するのに、約1時間を要した。でも、郵送の回答よりは、早い。
担当者は、念のためといって、郵送用の封筒も置いていった。「インターネットを使う人」に見えなかったのかもしれない。あるいは、「インターネットで回答する耐性のない人」と思われたかもしれない。
なんだかんだいって、総務省が行う調査だから、けっこう堅いのだ。
いいかげんに回答するわけにはいかないから、質問を理解して、回答を決断するまでに時間が掛かる。
質問によっては、不動産関係の書類を引っ張り出さなければならない。
非常に緊張し、疲れたが、善意による回答のようで、ボールペンの1本もいただけなかった。
東京2020ボランティアの登録には、30分ほど要するようだが、あらかじめ質問項目をチェックして、必要な資料を用意した方がいいだろう。サイトを開いてから、何を書くか、考え始めると、時間ばかりが経ってしまう。しかし、11万人のボランティアを募集するというのは、巨大な事業だ。
10月3日、総務省で、『5G公開ヒアリング』が開催された。平成30年度末頃までに周波数の割当てを目指している総務省が、「5Gの円滑な導入を図り、また、広く周知することを目的として、5Gの導入に向けた計画等について、関係事業者からヒアリングを行った」ものだ。
また、新しい時代が始まる。(い)
【目 次】
◆1.『フルコンボジャパンカップ2018』小布施町で開催
-県内ケーブルテレビ局で放送、ケーブル4Kでも生中継
◆2.須高ケーブルテレビ株式会社が、「株式会社Goolight」へ社名変更
◆3.ジャパンケーブルキャスト、沖縄ケーブルネットワークの株式取得により、
IP 事業変革のモデル局づくりを推進
◆4.福生市と多摩ケーブルネットワーク㈱が「地域広帯域移動無線アクセスシステム
の整備及び公共サービスに関する協定」を締結
◆5.テレビ・ラジオ・YouTube Live・Twitterを連動させた
イッツコムチャンネルとFMサルース新番組「SALUS all in one」10月放送開始
◆6.『仙北インターナショナルドローンフィルムフェスティバル2019』作品募集
◆7.第 24 回ラボワークショップ「IoT 関連の最新技術動向と技術課題」開催
◆8.一般社団法人日本CATV 技術協会が「衛星放送用受信設備施工技術者資格」を新設
◆9.総務省が、第5世代移動通信システムの利用に係る調査の実施。
公開ヒアリングも開催
◆10.全国初、24時間365日 デジタルサイネージに防災情報を配信
-防災啓発・災害情報提供に特化した情報発信体制を整備
◆11.2018年(平成30年)日本民間放送連盟賞においてWOWOWオリジナル番組3作品が
優秀を同時受賞
◆12.J.D. パワー 2018年 携帯電話サービス顧客満足度調査において、KDDIが3年連続
総合満足度第1位を受賞
◆13.リアルでもデジタルでも全国の動物園を楽しむ、動物園での体験価値向上を目指す
「one zoo」提供開始
◆14.KDDIとWright Flyer Live Entertainment、3次元キャラクター「バーチャル
Youtuber」事業に関する戦略的提携に向け基本合意
◆15.世界最大級のストリートダンスバトル・イベント
「マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2019」を独占生配信!
◆16.NTTぷらら、ABEJAへの出資と業務提携について
~NTTぷらら、NDVのABEJA保有株式を譲受。ABEJAと協創ビジネス拡大へ~
◆17.近未来オリジナルTVアニメーション「RErideD-刻越えのデリダ-」、
地上波放送に先駆けて「ひかりTV」で見放題独占提供!
◆18.dTVチャンネルRの「タビテレ」 オリジナル新番組!
『声優カメラ旅』 第4話 鈴木絵理 9/22[土] 初配信!
◆19.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》案内
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