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第538号「2020年のその先へ」

[2018.04.25号]

【よいどれコラム】

 夜、寝る時に、枕元にスマホとタブレットを置いて寝るのが習慣となってる。スマホは、時計がわりだったり、必要な時に、アラームを設定したりする。日常、愛用しているのは、iPad miniである。Yahoo!ニュースの項目をチェックして、興味があるものは、一応、目を通す。その後は、たいてい、落語の動画サイトに行って、演者を選択し、イヤホンを耳にはさみ、寝る態勢に入る。最後まで、聴く場合もあれば、寝落ちすることもある。最近では、『Weblio英和辞典・和英辞典』のサイトに行って、コラムを読むこともある。
(『Weblio』は、約1037万語収録の英和辞典・和英辞典で、無料で使える日本最大級のオンライン英語辞書サービス。英語のイディオムや熟語も対応している他、 英語の発音を音声でも提供しており、役に立つ)
 なかなか言えなかった日本語の表現が、「こういう風に言えるのか」と参考になる。ただ、それを覚えていられるかは別問題で、実際のシェーンでの英会話の授業の際に、口からその表現が出てくるかどうかは、きわめてあやしい。頭ではわかっていても、口からそれを出せるかどうかは、別の能力なのだろう。
 まあ、それでもやらないよりは、やった方がいいと思って、英会話のレッスンは、あきずに続けている。若いときに、英会話を身に付けた人のようには、決して上達はしないが、最近では、「母国語と違う言語を学ぶということは、普段使っている脳とは違う部分を使うというから、もしかしたら刺激になって、認知症予防になるのではないか」と思うようにしている。そうでもなければ、それなりに高い授業料を払い続ける動機付けにならない、ということもある。

 野球シーズンを迎え、MLB好きの講師とは、今年は、大谷選手の話でも盛り上がる。
 米国には、「BASEBALL CARD」というものがあるそうだ。ウィキペディアによれば、もともとは、米国のチューイングガムメーカーだそうだが、ベースボールカードを始めとするトレーディングカードの大手メーカーの一つにトップス(Topps)という会社がある。
 所属チームに関わりなく、アットランダムに、20枚ほどの選手の写真入りのカードが入った包みが20セットほど入ったボックスが、シーズン開始前に、4000円ほどで、売り出される(カードには、いくつか種類があり、3万円ほどするものもあるという)。このカードの中には、選手の自筆のサインが入ったものがあり、これが、たいへんな価値を持つのだそうである。まず、トップスは、MLBと選手会にそれなりの金額を支払う。トップスの担当者が、MLBに所属する30球団のキャンプ地を回り、選手にサインをお願いする。
 大谷選手も、キャンプの合間を縫って、このトップスのベースボールカードに、サインをした。
 選手の自筆のサイン入りカードが、トータルで何枚あるのか、それは実は、企業秘密なのだそうだ。それによって、カードの価値が維持される。
 あるサイトを開くと、大谷選手のカードは、69枚書いたうちの44枚目のもので、すでに74万円の価値があり、倍の140万円以上での即決価格となっている。カードは、ネットで売り買いされるのである。こういうビジネスがあるのか、と素直に驚いた。きっと大谷選手も、良く意味のわからないままに、カードにサインをしたことだろう。

 トップスでは、このカードの発売日を決めている。市場は、世界である。そういうことになると、世界で一番先に夜が明け、日付が変わる日本での発売が、世界で一番早いことになる。
 そして、その商売をしている日本人が経営する会社が、水道橋にあるのだそうだ。
 もともとの包みには、チームに関係なくバラバラに選手カードが入っている。お客さんの中には、エンジェルスならエンジェルス、ドジャースならドジャース、ヤンキースならヤンキースの選手カードを揃えたい人がいる。30球団あるから、30パターンの需要のグループが出来上がる。
 そうしたニーズに応えるため、トップスから購入したベースボールカードの包みをインターネットに接続されたカメラの前で破って開き、チーム毎に、分けていく様子を配信して、希望するお客さんに販売する。
 なんでも、こういった販売方法が、インターネットの普及とともに広がり、シェーンの講師Kも3年前にはまり、実際にこの会社に行ったことがあるという(今は、自重してやめている)。
 流ちょうな英語を話したというから、面白い経歴の持ち主かもしれない。
 こういうの日本のプロ野球でもできないのかな、と思った。でも、どちらかというと、バラバラだから、厳しいのか。商売を考えるのがうまい国との違いなのかも。(い)

 

【目 次】

◆1.南砺市議会で地域BWA「ケーブルAir」を活用開始!

◆2.ケーブルメディアワイワイ、「延岡城アプリ」開発

◆3.KDDI、産業用ドローンを開発するプロドローンと資本提携、業務提携を強化

◆4.KDDI、「働き方変革」に関する実証実験を実施~JINS MEME (ジンズ・ミーム)
   を活用し、働く時間ではなく、質の高い時間を生み出す仕事環境を検証~

◆5.「テレビ放送とネット配信、視聴者はどう観ているか?」 Twitter分析レポート
   提供開始~NTTデータと角川アスキー総研で各コンテンツの横断型視聴者分析
   レポートを作成~

◆6.体感品質モデルに基づいた動画配信技術の実証実験に成功
    ~目標QoEの設定で体感品質向上や通信量削減などの制御が可能に~

◆7.「ニコニコ超会議2018」に、「NTT超未来大都会 – NTT Ultra Future Peta City」
   を出展

◆8.世界初、「高解像度版浮遊球体ドローンディスプレイ」を開発
   ~空飛ぶ高精細な映像によるダイナミックな広告が可能に~

◆9.ドコモの未来体験空間「PLAY5G 明日をあそべ」を東京ソラマチにオープン
   ~5Gの未来のサービスを常設展示で紹介~

◆10.世界初、時速300kmの超高速移動環境で5G無線通信実験に成功
   -超高速データ伝送・通信中ハンドオーバーに加え4K映像ライブ中継も成功-

◆11.メイクソフトウェアとドコモ、観光分野における協業契約を締結
   ~「ご当地プリントシール機」を活用した新たな地方創生ビジネスモデルの構築~

◆12.マツモトキヨシで「dポイント」の取扱いを開始

◆13.「トムとジェリー」長編作品をゴールデンウィークに4日間連続で放送!
   横山だいすけが声優初挑戦した「トムとジェリー 夢のチョコレート工場」を
   テレビ初放送!

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