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第478・479合併号「そろそろ来年の仕込みが始まる」
[2015.11.05号]
【よいどれコラム】
このところ、どこに行っても、オレンジのパンプキンが目に飛び込んで来るので、《これはいったい何なんだ!?》と思っていたが、ここ何日か、マスコミなどでも、ハロウィーンの異常な盛り上がりが話題として取り上げられている。お菓子メーカーにしてみれば、「バレンタイン級の市場に近づいている」という見方もあれば、「クリスマス商戦に近いものが出来上がりつつある」との感じ方もあるようだ。
ここ数年、ハロウィーンが話題になってきているのは認識していたが、今年、ここまで盛り上がるのには、何か原因があるのだろうと思う。ネットで検索すると、ハロウィーンは、30数年前から、日本でも始まったという記述がある。どこで、誰が、あるいはどんなグループが始めたのかは記述がない。
20年ほど前から、少しずつ広がり始めたというが、「ハロウィーンの祭りを祝う習慣が広がり始めた」のか、「ハロウィーンの商戦の市場が広がり始めた」のかは、定かではない。ただ、お菓子メーカーの人たちにとってみれば、「子供達にお菓子を配る」という行動を何とか習慣化できないか、というのは大きな課題だったろう。
現状をみる限り、ハロウィーンの仮装というアクティビティが人々の秘めた欲求を充足し、パーティーや「誰かに何かをあげる」という行動を喚起し、それを市場が押し上げてきた、という印象だ。
お菓子業界を筆頭に、さまざまな分野の人たちが、ハロウィーン市場を形成しようと努力してきた結果なのだろうと思うが、それと同時に、ひとつの市場を作るのには、時間がかかるのだなとも思う。
それにしても、中には、仮装出勤を認める会社や仮装登校を認める学校もあるというから、すごい。あちこちの店頭に並ぶカボチャの中身をくりぬいた「ジャック・オー・ランタン」の飾りを見ると、プラスチックの成形型を作る会社や製造工場は、けっこう特需だったのではないだろうか、とも思う。
筆者にとってみれば、あちこちパンプキンだらけで、足の踏み場もないという心象だが、ここまで来る背景には、東京ディズニーランドなどを筆頭に、各所で、ハロウィーンを銘打ったイベントが開催されていることもあるのだろう。もうひとつの要因として、SNS(ソーシャルネットワーク)による情報の共有が進み、人々のさまざまなハロウィーンを楽しむ行動を喚起しているのではないかと思う。逆の言い方をすると、「人々の情報の共有の進み具合を確認するために、『ハロウィーン』というキーワードを投げ入れたら、市場が盛り上がった」ともいえるのではないかと思う。
10月23日夜。1か月振りに、シェーン英会話に行った。挨拶もそこそこに、LA出身のKが、「『YouTube Red』を知っているか?」という。「知らない」というと、「昨日、Googleが発表した。YouTubeの視聴者は、広告を見るのを嫌がっていた。毎月$9.99の有料サービスに加入すると、広告をみることなく視聴できる。しかし、YouTubeの広告収入で食べているクリエーターもいる。YouTuber(ユーチューバー)と呼ばれる人たちだ。この人たちには、YouTube Redの契約に同意するよう求め、契約に同意しないクリエーターのビデオコンテンツは、すべて削除される」という。思い切ったことをするなと思ったが、「大きく市場を拡げて、その中で、優良な利用者を選んで行くという戦略なのだろうか?」と問い返すと、「アマチュアの人が作ったビデオに毎月$10も払う利用者がそんなにいるとは思えない」という。「それはそうだが、しかし、アマチュアとはいえ、もはやアマチュアとは呼べないレベルの映像を制作し、YouTubeに投稿している人たちもいる」というと、「たしかにそれはそうだ。う~ん。もう少し様子をみよう」ということになった。
YouTube Redは、現在は、アメリカ国内でのサービスで10月28日から開始される。YouTube Japanのホームページには、「現在YouTube Redは日本ではご利用いただけません」と出ているから、そのうち、日本でも利用できるようになるのだろう。Kはいう。
「Netflixに10ドル払い、Huluに10ドル払い、さらにYouTubeに10ドル払うと、ケーブルとかわらないではないか」と。
Kは、そのほかにも、年会費1万8000円を払い、MLB.COMの会員になり、大好きな地元ロサンジェルスドジャースの試合を見ている。Wi-Fiで飛ばして、テレビをモニターにして、見ているのだそうである。さらに、日本のケーブルテレビにも入り、トリプルプレイサービスにしているから、かなりな出費である。これだけではない。スマホやタブレットなどの通信費は、6万円くらいになるという。もっとも、これは、仕事で使うことが多いので、会社が負担してくれるということだが。
ところで、Netflixの無料お試し期間中の登録は、どれくらいあったのだろうか?このところ、飲み会の席での話題になる。聞いてみると、けっこうな人数の人が、登録している。こういった新サービスが始まる際に恒例の『業界関係者』の登録がけっこう多いのかもしれない。(い)
【目次】
◆1.第41 回 「日本ケーブルテレビ大賞」 番組アワードグランプリ(総務大臣賞)
ほか各賞発表!!
◆2.J:COM、MVNO事業に参入
――10月29日から新サービス「J:COM MOBILE」提供開始
◆3.飯田ケーブルテレビがNTT 東日本と協業
~ 全国初!光コラボレーションモデルによるケーブルテレビ提供エリア全域
光化、サービス拡充による地域活性化促進 ~
◆4.日本ネットワークサービスが、ケーブルラス電話の提供を開始
◆5.唐津ケーブルテレビジョンが「JC-data」の利用を開始!
~マルチチャンネルに、マルチコンテンツを配信~
◆6.イッツコムのマスコットキャラクター「コムゾー」のLINEクリエイターズスタンプ
10月23日販売開始!
◆7.ネクストキャディックス、フィールド業務クラウドサービスを開発
-セールスフォース・ドットコム「OEMパートナー」契約を締結-
◆8.第28回「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2015」受賞者決定
――記念講演会・贈呈式――
◆9.コンテンツホルダーによる直営型映像配信サービス「bonobo(ボノボ)」
提供開始
◆10.多くの人に動画の魅力を伝える動画情報サイト「動画アカデミー」を提供開始!
-動画活用事例や最新の動画情報など動画に関するコンテンツを提供~
◆11.キッズステーションの動画視聴アプリ 「子育てTV ハピクラ」
iOS版、配信スタート!!
◆12.朝焼けの「霧の海」を見下ろしながら広島県三次産の朝食を味わう観光イベント
「雲の上の朝ごはん」を10月13日(火)に開催!!
◆13.NTT東日本、教育ICT化を促進するクラウド型学習プラットフォームサービスの提供
~教育業界向け「ひかりクラウド スマートスタディ」を11月13日より提供開始~
◆14.NTTコムウェア、光コラボレーション事業者の新規参入を支援する
新ソリューション「コラボコネクト」を10月29日より提供開始
◆15.『CEATEC AWARD 2015』各部門グランプリ・準グランプリ決定
◆16.FMくらら857、11月2日、本免許交付。11月3日(祝)開局
◆17.電力小売事業に新規参入する東急パワーサプライとイッツコムが
「電力サービス」に関する業務提携に合意。イッツコムが12月先行受付を開始!
◆18.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》案内
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