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第476号「『ケーブル4K』ローンチの銅鑼が鳴る」

[2015.09.28号]

【よいどれこラム】

栃木の実家に投げ込まれている電力使用量の検針表の表示が、昨年の暮れくらいから、「0」になり、この半年あまりの間、ずっと「0」表示が続いていた。当然ながら、引き落とし額は、最低だと思われる「507円」。
 こうなる以前は、冷蔵庫とテレビ、STBの使用量で、こんなに電気を食うだろうか、と思われるほど、使用量の数字が上がっていることがあった。何しろ、母は施設に入っているから、日常の電気の使用量は特別発生しない。盆暮れ、正月、春秋のお彼岸、その他、毎月一度くらい帰って、まだ見ていない録画してある番組を見たりするだけで、特別大きな電気を使うこともない。夏と冬は、冷暖房を利用するので、使用量は上がるが、それでも1週間である。それで「これだけ上がるかな~!?」と思っていた。
 それが、昨年暮れから一転して「0」である。暮れから正月に掛けて、電気は利用するわけであるから、せめて1針くらいは、メーターは、あがるだろう。それが、「0」表示が続くわけであるから、3月くらいには、「今まで、取りすぎていた分を調整しているのではないか」と思い始めたから、のんきな頭である。

 5月のGW後は、シカゴで行われた「The Internet & Television Expo」に行き、その後、報告書作りに追われ、6月は、ケーブルコンベンションなどのイベント取材が続いた。その間、何度か帰ったが、検針表の数字は、「0」のまま。メーターを見ると、一生懸命、回ろうとしているようにも見える。しかし、「壊れているのかもしれない」とも思い始めた。
 検針員の人が、「おかしい」と思わないのだろうか、とも思った。いくら何でも半年の間、「0」表示が続いたら、担当の部署に報告して、壊れているかどうかチェックするくらいのことはしてもいいだろう。売電しているわけであるから、その秤が正常に動いているかどうかは、気配りの欲しいところだ。
 通常、「メーターは壊れない」し、「(実際の使用量を超えて)多く回ることもない」とされているから、「メーター表示が0だから、使用量は0」ということなのだろうが、「あれ?」と思うことも必要だ。『だろう、よかろう、事故の元』という言葉があるが、だからこそ、万が一を疑ってみて、『指さし確認』が必要になるわけだ。最近は、これに加えて、いたるところに、監視カメラが必要になってきた。

 8月の頭、電気料金の引き落とし口座を替えることになって、東京電力に電話をした。電話のオペレーターと話をしているうちに、「お客さま、今は、電気を使われていないのですか?」と訊く。ここ半年ほど、毎月の使用量が「0」で、引き落とし金額が「507円」であることに気がついたのだ。「いや、テレビや冷蔵庫は電気を通したままだし、たまに帰ればそれなりに電気は使っているが、メーターの針は0を表示したままだ」と伝えると、一度チェックに行くという。一週間ほどして、電話があり、壊れているので、立ち会いの下、メーターを替えたいという。それで、お盆に来てもらうことにした。
 14日の午前中、20代半ばの若い男性社員が来て、ちょこちょこっと、メーターを替えた。訊いてみると、メーターは、たまに壊れるそうである。でも、「多く回ることはない」という。栃木市周辺は、雷が多いので、落雷により壊れることが原因の第一だそうだ。

 ということで、秋のお彼岸に帰ると、検針表が届いていた。194kwの表示があった。金額は、5000円を超える。1週間いたから、ほぼ1週間の電気の使用量である。《一月4週間とすると、2万円になるのかしらん》と思いながら、《電力自由化で、はたして電気は安くなるのかしらん》とも思った。
 新電力の参入で、旧電力と新電力の市場シェアを「8対2」あたりまでもっていきたい、できれば「7対3」が望ましい、という目論見があるそうだ。だが、先行するイギリスでも、新電力は、市場の10%を切り崩しているに過ぎないとも。
 あるセミナーで、「経済効果はどれくらいあるのですか?」と質問すると、「電力の料金を安くする話だから、経済規模的にみると、縮小する。蓄電池などを備えた家を売るとか、そうした付随するサービスまでを含めると、新しい売り方というものも出来るので、経済効果というものも見込めるのでしょうが、電力それ自身でいうと、縮小する話」だという。
 はたしてケーブルテレビ業界は、タッチすべきなのか、タッチしない方がいいのか。ある方は、前に攻めて、がんがん儲かる話ではない。でも、何もしないと、切り崩される材料になりうる。したがって、「代理店という立ち位置が落ち着きどころではないか」という。
 いずれにしろ、なにがしかの『土手』を作る必要はある。(い)

 

【目次】

◆1.ケーブルテレビ業界共通の4K専門チャンネル
   「ケーブル4K」 12月1日11時 開局決定!

◆2.ケーブルテレビ業界共通の4K専門チャンネル
   『ケーブル4K』J:COMで12月1日より放送開始
 
◆3.「2015ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」
   J:COMが冠スポンサーとして協賛決定

◆4.「2015ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」
   J:COMテレビとJ SPORTS で10月24日生中継!今年も同時に4K番組を制作

◆5.「2015ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」
   神奈川県内のケーブルテレビ9社で一斉生中継!

◆6.高知ケーブルテレビがデータ放送連携・防災アプリ「JC-Smart」を利用し、
   コミチャンデータ放送の情報と災害時に役立つ情報を提供開始!

◆7.BNMUX、ケーブルテレビの加入手続きや引込宅内工事の業務効率化に役立つツール
   「BN-Tab」のフィールドトライアルを今秋より開始

◆8.電通、アジア9カ国・地域の市場を対象に
   「モバイル・コンシューマー・トラッキング・サーベイ2015」を実施

◆9.「情報メディア白書 2015」英語版、電子書籍としてGoogle Playで発刊

◆10.西武鉄道池袋駅で4K対応の大型デジタルサイネージによる広告販売を開始

◆11.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》案内

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