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第603号「展示会は、リアルとオンラインでハイブリッド開催」
[2021.01.08号]
【よいどれコラム】
年が明けた。だが、新型コロナウィルスの感染拡大は、勢いを増すばかりだ。東京都を始め、千葉、埼玉、神奈川の隣県3県が、国に緊急事態宣言の発令を求めるまでになっている。昨年の春先よりも、数は多い。みんな気を付けているはずなのに、どこで感染するのだろうと首を傾げる人もいる。
一方、減ったのは、年賀状だろう。昨年の12月に、あちこちから「年賀状の廃止」のハガキが届いた。この傾向は、数年前からあったが、昨年の暮れは、ここもそうなんだ、と思うくらい届いた。あちこちで、こういう行動が起こっているはずだから、年賀状の総数は、大きく目減りするのではなかろうか。
1月1日に、郵便ポストに入っていた年賀状の数も、たいへん少なかった。
そういう弊社自身も、今年は、年賀状を出すのを控えた。
紙の削減もある。経費の節減もある。時間の節約もある。
年末は、みんな何かと忙しい。そんな状況の中で、人びとの考え方が、かわったのかもしれない。LINEもあるし。
今年は、1月1日、年が明けてから、年賀状の文面を考え、午後、メールで配信した。
お屠蘇気分はなしである。
そういえば、カレンダーも減った。机の前にはってあるカレンダーは、「ヤクルト」のものだ。使いやすいので、もう10年以上愛用している。毎年、3冊いただく。
そのかわり、ヤクルト1000も愛飲している。他にも、いろいろなものを買っている。
セールとなると、つい買ってしまうのだ。対面商売の強さが、そこにある。
ドアを開けてもらえるのは、やっぱり強い。玄関先に、牛乳ボックスを置いて、毎日牛乳が届けられるのとは、ちょっと違う。
「一言の商品紹介」で、「買ってみようかしら」という気分にさせるものがある。
新型コロナウィルスが流行始めた頃、ヤクルト1000は、免疫力の強化に効果があるというので、すぐに飲み始めた。
ヤクルトスワローズは、そんなに強くないが、ヤクルトレディの営業力は、強い。
毎年来ていたカレンダーが来ないと、やはり、紙と経費の節減だろうと思う。
増えるのでは、と期待されているのが、テレビ広告だ。東京オリンピック・パラリンピックの開催が条件にはなるが。
やはり、多くの優れた選手のプレーは、見たい。だが、観客を入れての開催となっても、生でみられる人は限られる。多くのスポーツが、テレビ中継される。広告の入らないNHKばかりではないから、民放の広告需要の高まりが期待される。
球春を告げる春の選抜高校野球大会は、2021年3月19日(金)に開幕し、31日(水)に決勝戦の日程で開催される予定だ。無観客ではなく、お客さんを入れての開催が検討されているという。甲子園球場の観客動員数の約半分の2万人程度の動員が想定されているようだ。
これまでももちろんそうであったが、テレビの前に釘付けになる人の数は、増えるだろう。そして、プロ野球も、3月26日(金)にセ・パ両リーグで同時開幕する。こちらも、昨年同様、観客数を制限しての開催となるだろう。
プロ野球は、テレビ以外にも、ネット配信など、他の視聴手段がある。だが、一般的には、テレビで視聴する人の割合の方が多いだろう。
インターネット広告収入が、テレビ広告収入を抜いたとはいえ、テレビの広告効果に寄せられる期待は大きい。プロ野球やJリーグなどは、広告枠の取り合いになるのではなかろうか。(い)
【目 次】
◆1.中海テレビ放送 「SDG メディア・コンパクト」に加盟
◆2.観光庁 誘客多角化等のための魅力的なコンテンツ造成事業
すざか花火プロジェクト
~With コロナ期にマッチした新たな花火イベントを提案~
◆3.秋田ケーブルテレビ、「ローカル 5G(sub6 帯)」基地局設置の免許申請を実施
◆4.町田市の防災情報 イッツコム テレビ・プッシュでお知らせ
12月28日から情報連携開始
◆5.東京ケーブルネットワーク、「荒川河川カメラ」ライブ映像放送開始
◆6.ハートネットワーク、社長に伊藤氏
◆7.ジュピターテレコム、2021 年 年頭所感
◆8.地方創生に向けた投資・事業経営会社「日本共創プラットフォーム」に
総額50億円を出資~DX人財の育成教育や派遣により、地方企業のDX推進を支援~
◆9.「とくしま未来物件『オンラインツアー』」開催
◆10.Jリーグ主催eスポーツ大会
「FIFA 21 グローバルシリーズ eJリーグ powered by ひかりTV」
の特別番組を製作。
◆11.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》
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