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第601号「オンラインで、忘年会、新年会」
[2020.12.10号]
【よいどれコラム】
12月を迎えた。師走である。だんだん寒さも厳しさを増してきたようだ。
そして、全国で、新型コロナウィルスの感染拡大が広がっている。ワクチンが、待ち遠しい。来年の6月くらいまでには、国民に十分行きわたるワクチンが用意されるとか。オリンピックまでには、新型コロナウィルスをなんとか押さえ込もうという段取りかもしれない。
しかし、ワクチンが出てきたとはいえ、いの一番に打ってもらおうという気にはなれない。後の順番の方が、いいような気がする。ちょっと、後ずさりをしてしまうかもしれない。まあ、マスク、手洗いを怠らないのが一番だ。3密を避けることは、もちろんだが。そして、流行語大賞は、「3密」になった。
「忘年会・新年会」の替わりに、「テイクアウトできます」という文字が入ったチラシが多い。新年会は、新しい年を祝うということで、想像できるだろうが、そのうち「忘年会って何?」という若い社員も出てくるのではないだろうか。
何しろ、新型コロナウィルスの流行以前から、上司が部下を飲みに誘うことが好ましくない時代を迎えていた。忘年会を知らない世代が出てきても、不思議ではない。
そればかりか、同僚のマスクを外した顔を知らない、というようなことも起きているかもしれない。テレワークの会議では、無精ヒゲを隠すために、マスクをすることもあるとか。
社内のテレワークの会議でも、ビデオ参加しない人もいるかもしれない。「ビデオ参加」しない自由は、それぞれにあるのかもしれない。
そうすると、「声」だけの参加になる。顔見知りなら、頭の中に、顔のデータがあるからいい。
新入社員が、それをやり出したら、頭の中に、人物像を作り上げるのが難しい。そのうち、顔のイラストが画面に出てくるかもしれない。
何かリアルな会合で会うと、顔のイラストのイメージと声のイメージで、もしかするとあなたが◯◯さん?というような会話があちこちで起こるかもしれない。
それまで思っていた印象とリアルな本人の印象を頭の中で瞬時に入れ替えなくてはならない。
昔は、電話が、遠方の相手とのコミュニケーション手段だった。大きな会社の販売会議などでは、会場の入り口で、お電話ではどうも、とみんなが挨拶していた。
その会社は、金曜日の夜に、全国から営業担当者が、集まった。会場は、温泉旅館などの、観光地である。もちろん、年に何回かの話である。
その夜は、無礼講で飲む。そして、話す。歌いもする。
翌朝、黒板に書かれるのは、販売の課題と解決策というようなテーマだったとか。前夜、とことん打ち解けているので、さまざまな意見が飛び出す。いろいろな事例も出る。
そうした中で、情報共有を図り、互いの利点を参考に、営業成績を伸ばしたということだった。古き良き時代といえば、それまでだ。
今は、営業の成功事例などの情報の共有は、どうやっているのだろう。情報共有はしているけど、本当の「TIP(コツ)」みたいなところは、共有されていないかも。(い)
【目次】
◆1.ケーブルコンベンション 2021 / ケーブル技術ショー2021 開催
~オンラインと実会場のハイブリッド開催~
◆2.「ケーブル技術ショー2021」開催決定及び出展案内
◆3.日本ケーブルテレビ連盟が、令和2年 7 月豪雨義援金募集結果を報告
◆4.廿日市市・広島工業大学・ちゅピCOM3者による
「次世代の地域情報通信基盤の研究に関する連携協定」締結
~ 産官学連携による地域情報通信基盤構築へ ~
◆5.災害時における自治体との連携を強化!
須坂市、小布施町、高山村と災害応援協定を再締結
◆6.長野県立歴史館“歴史館パートナーの日”に㈱Goolight が特別協賛
12 月 20 日(日)「グーライトの日」を開催
◆7.CNCI グループケーブルテレビ 11 社※1が産学連携によるオンライン e スポーツ
大会を開催!
◆8.DAZN と連携し 12 月 1 日よりサービス提供開始!
DAZN の幅広いスポーツコンテンツが加わり、さらにサービスが充実
◆9.J:COM TV が新たなステージへ。Netflix と専門チャンネルがセットの
新サービスプラン「J:COM TV フレックス」12 月 2 日から提供開始
◆10.山口市とKDDI、5Gなどを活用した地域活性化の連携協定を締結
◆11.Inter BEE 2020 ONLINE、ライブイベント期間終了
引き続きオンデマンドで2月26日まで閲覧・視聴が可能
◆12.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》
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