1. クリエイティブ・ビジネス・エージェンシーTOP > 
  2. cbaニュース > 
  3. 第581号「うがい、手洗い、マスク、早寝早起き、健康管理」

cbaニュース

第581号「うがい、手洗い、マスク、早寝早起き、健康管理」

[2020.02.12号]

【よいどれコラム】 今日は、建国記念日。部屋の外に広がる空は青空だ。

 しかし、テレビのニュース、ネットのニュースのトップには、依然として、新型コロナウィルスの新しい情報が飛び込んできている。解決の方向に向かっているとはいえない。まだまだ拡大する可能性は否定できない。それに伴って、サプライチェーンの稼働に影響が出て、中国がいかに世界の工場であるかが如実になってきた。あらゆるものが、互いに影響し合っている。

 1月29日。事務局をしている「ケーブルテレビ経営者研究会」のイベントが東京ドームホテルであった。筆者は、1月20日過ぎに引いた風邪が治っていなかった。マスク、マスクと念頭に置きながら、家を出る時に付け忘れた。東京駅のKIOSKでマスクを買い求めた。その時はもう、1枚あたり100円以上する商品しか残っていなかった。それでも中国語で、(おそらく)1人5個までと書いてある。ディズニーランドを訪れた中国人の方々が、大量に購入したのかもしれない。

 昨日、銀行回りのついでに、稲毛海岸で、マツモトキヨシ、キリン堂、イオンのマスク売場をのぞいた。どの売場も空っぽだ。入荷の予定はたっていないと張り紙がしてある。
 メーカーの増産体制は、取られているだろうが、どれだけの需要があり、どれだけ供給すれば足りるのかは、誰にも読めない状況だ。
 幸い、防災用にマスクの蓄えがあったので、1日1枚ペースであれば、2ヶ月くらいは大丈夫だが、それ以上となると、足りなくなる。
 何が起きるか分からないから、日常の消耗品の蓄えも見直すことにした。自治体などでは、大量の備蓄を用意しているところもあるようだ。
 企業でも、総務部が、備蓄をしているところもあるという。あるいは、何らかの予兆を察して、足りなくなりそうなものを補充しておくとか。今回の場合はマスク。今年は花粉が多いというニュースが流れると、総務で備蓄をしておくというような行動だ。おおむね、「部」というより、「個人の経験と勘」によるようだが。
 マスクが手に入らない社員に、会社からマスクが支給されれば、とりあえず、職場の環境は良くなる。(無料か有料かは別にして)
 通勤の際にもありがたい。なにしろ、電車の中で、マスクをしていない人の方が少ない。
 現状足りないものは、増産してもらうほかないのだが、これを機会にさまざまな危機管理をいま一度見直す切っ掛けにしようと思った。防災用の水や食料は十分か。消費期限は切れていないか。懐中電灯は点くかどうか。電池はどこにあるか。ラジオは、聞こえるかどうか。そして、スマホのバッテリーを確保する手立ては整っているかどうか。たぶん、電池型のバッテリー補充機器がいい。

 3月からは、NHKのネット常時同時配信が始まる。何かの時に、手元のスマホでNHKのニュースが見られるというのは、大きな進歩だ。夜中の地震でも、枕元のスマホに手を伸ばせば映像情報が手に入る。
 最初にアプリをダウンロードする。視聴料金を払っているかどうか、チェックが入る。
 ここで、いろいろネットで話題になりそうなことが起こる可能性もある。だが、払っていれば、順調に視聴できるようになるだろう。
 全国サービスだから、あちこちから、さまざまな問い合わせの電話が入るだろう。それこそ、「ダウンロードの仕方が分からない」に始まる初歩的な質問から、「映らない」に至るまで。
 スマホでの受信は、電波の状況に影響され、受信できるかどうかは、その場所の電波状況でかわる。
 「テレビで放送を見ている」感覚とは、違うものになるのだろう。
 「ふたかぶせ」も出てくる。「どうして見られないのか?」という質問の電話が、3月半ば過ぎに多くなる。
 「権利の関係で……」という説明で、納得する人ばかりならいいが、そうでない人もいるだろう。
 民放も秋のサービス開始を目指して、ネット同時配信の実験を行っている。ここでも、「ふたかぶせ」は、大きな課題だ。
 国民は、「ふたかぶせ」を受容するのか、それとも「おかしい」と言い出すのか。その前に、「歩きスマホ視聴は、やめましょう」という駅のアナウンスの声が大きくなってくる。(い)

 

 

【目 次】

◆1.「WHO I AM HOUSE」7月オープン決定
   ~豊洲から「多様性を認め合う未来社会のあり方」を発信~

◆2.メディアキャスト、防災無線をテレビとスマホへ同時自動配信する
   「防災行政無線連携システム」提供開始ー「聞こえにくい」を解消し、
   繰り返し何度でも再生可能。ケーブルテレビの地域防災への貢献を促進

◆3.「ケーブル・アワード2020」第13回ベストプロモーション大賞、エントリー開始

◆4.第 34 回ラボワークショップ「新年事業戦略を語る 2020」開催

◆5.東急、パルコ、ベイクルーズら32社が参画
   「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」始動
   ~au 5Gと参画企業のアセットを融合し、「渋谷」を創造文化都市へ深化~

◆6.プラットイーズの CM 考査支援システムがテレビ東京系列全局で導入

◆7.NTTぷららと吉本興業、BS日テレの共同制作バラエティ番組
   「笑イザップ3」が1月31日より配信スタート!
   ~ひかりTV、大阪チャンネル、BS日テレにて配信~

◆8.「第7回グリーンイメージ国際環境映像祭」への協賛について

◆9.第179回「CRIフォーラム」開催
   「ローカル5G×IoT×ケーブルテレビ」で新規ビジネスにチャレンジ!!
   ―全国拡大する「地域版IoT」とローカル5G、ケーブル網による「B2B」サービス
   を考える―

◆10.《フォトレポート》ライブ・エンターテイメントEXPO/イベント総合EXPO/
   スポーツ ビジネス 産業展/地方創生 EXPO

◆11.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》

 

cbaニュース一覧

有限会社
クリエイティブ・ビジネス・エージェンシー

〒261-0012
千葉県千葉市美浜区磯辺5-12-2-303


cbaニュースのご購読の申し込みは、電話かFAX、メールにてお願いいたします。 (担当:伊澤)

TOPcbaニュース視察ツアーセミナー・研究会出版物のご案内事業実績会社概要PHOTOSお知らせお問い合わせサイトマップ

Copyright (C) Creative Business Agency
PAGE TOP