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第542・543合併号「8Kパネルが主流になるデジタルサイネージ」

[2018.07.15号]

【よいどれコラム】

 6月20日。日本が、サッカーW杯ロシア大会の初戦で、南米の強豪国コロンビアを2対1で破り、『歴史的大金星』という文字が、ネットに躍り、テレビからも流れてくる。
 15日から始まったW杯ロシア大会。ちょうどMLBの大谷が故障者リストに入り、田中も姿を消し、早朝や午前中のMLBの試合の興味が薄れ、夜のワールドスポーツMLBを視聴するのもしばらくいいかな、と思っているところに、始まってくれた。
 夜の12時から始まる試合は、筆者宅にとってみれば、ゴールデンタイムである。一風呂浴びて、寝酒を口に運びながら、2時間、興奮を味わえる。野球と違って、試合時間に制限があるのがいい。きっちり2時には終わるから、3時、4時と引きずり込まれることもない。
 朝の4時くらいに始まる試合は、とりあえず、録画している。
 HDDがいっぱいにならないよう、W杯が始まる前に、視聴した番組、いらない番組は、できるだけ消した。昨夜の『歴史的大金星』の一戦は、早速、BDレコーダーにムーブして、BDに焼いておこう。
 正直なところ、まだ大谷翔平選手の試合も、ムーブしてBDに焼いたことはない。そういうことは、苦手な方で、「やる!」となったら、不退転の決意くらいの覚悟が必要になる。
 何気なく、さささっと、手際よくそういう作業をこなせる人がうらやましい。とりあえず、録画漏れがないように、録画だけはしておくが。

 それにしても、グリーンのピッチがあざやかで、臨場感があふれる。4Kテレビにしておいて、良かったと思う。もちろん、部屋の片隅にある以前使っていた2Kテレビでも、それなりに映るのだろうが、やはり大画面の迫力には、かなわないだろう。
 どの試合だったか、もう記憶にはないが、たまたま選手が蹴ったシュートが、高く外れ、クレーンカメラを直撃した。衝撃で、激しく揺れるカメラ。テレビ画面が、サッカーボールでいっぱいになり、思わず、のけぞりそうになった。あんなシュートが、顔面を直撃したら、とんでもない。

 もっと驚いたのが、『2018 FIFA ワールドカップ/NHKスポーツオンライン』で、スマホやタブレット、パソコンで、同時配信視聴や見逃し視聴ができることだ。
 W杯は、テレビで見るもの、という頭があったから、驚いた。早速、アプリをDLした。
 見逃し視聴を再生してみると、たいへんにクリアな映像が流れてきた。
 6月20日、23時45分。今、手元のスマホに、『ウルグアイ×サウジアラビア配信開始』の知らせが届いた。リビングに行って、テレビを付けて、同時に、スマホの映像も起動させた。10秒くらいの遅れがあるが、たいへんきれいに映る。もはや、テレビの優位性は、大画面であることか。
 TVerでも、『2018 FIFA ワールドカップ』が「無料」で楽しめる。「2018 FIFA ワールドカップ 特設ページ」が開設され、全64試合のハイライト動画の配信や一部試合では、LIVE配信が実施される。
 マルチアングル機能でゴールシーンも様々な角度から視聴できるようだ。
 ここまでの映像配信は、これまでのW杯ではなかったことだ。技術の革新とは、すごいものだ。本当に、手元で、動画がサクサク動いている。
 約20年前は、米国から、切手大の大きさの映像を送るのにも、一晩掛かっていた。
 それを考えると、感慨ひとしおだ。

 でも、これって、若い世代のテレビ受像機で、テレビ番組を視聴しない習慣を加速させるような気もする。
 そうはいっても、多くの人が手元に持つ、デバイスに情報を送り込まないと、なかなか番組は見てもらえない。放送は、一斉同報だから、ある一定の投資を行えば、多くの人に、映像情報を伝達するコストが割安だ。でも、通信は、多くの人に映像情報を伝達しようとすると、それぞれに送ることになるので、それなりにコストが掛かる。加入者が増えれば増えるほど、回線容量を確保しなければならない。
 サブスクライバーが増えても、なかなかマネタイズできていないというのは、洋の東西を問わず、同じようである。魔法は、ないんだよなあ。(い)

 

【目 次】

◆1.《フォトレポート》『Interop Tokyo 2018』開催

◆2.「ケーブル・アワード 2018 第11 回ベストプロモーション大賞」入賞作品決定
   ~2018 年 7 月 19 日(木)に贈賞式 開催~

◆3.「セリーヌ・ディオン10年ぶりの来日公演」のTV向け「4Kサイマル配信」が決定

◆4.プロ野球を好きな角度でライブ観戦、世界初、「5G」で自由視点映像の
   リアルタイム配信に成功
   ~スポーツにおける新たな観戦スタイルを提供可能に~

◆5.パソナテックシステムズとKDDI、AIを活用したバーチャルキャラクターによる
   ガイド業務の実証実験を大手町牧場で開始

◆6.グローバルIoTを推進するKDDI「IoT世界基盤」にソラコムが参画

◆7.「KDDI えらべるVR」の提供を開始

◆8.光回線を使ったテレビサービスにおける新4K8K衛星放送対応を実現

◆9.NTTコミュニケーションズとみらい翻訳が資本業務提携

◆10.私立恵比寿中学主演4Kドラマ「君は放課後、宙を飛ぶ」
   ひかりTV・dTVチャンネルで先行配信!

◆11.スマートフォン向けとして世界初!!
   「ひかりTV」において、「Dolby Vision」および「Dolby Atmos」両対応の
   VOD作品を配信開始

◆12.国内初!Dolby Atmos(ドルビーアトモス)対応番組を
   スマートフォン向け「dTVチャンネル」で生配信

◆13.大ヒットアニメシリーズ第3期「オーバーロードⅢ」、
   地上波放送に先駆けて「ひかりTV」で独占先行提供!

◆14.「ぷらら光」のオプションサービスとして、
   IP電話サービス「ぷらら光電話」の提供を開始

◆15.「ひかりTV」が、「Dolby VisionTM(ドルビービジョン)」/「Dolby
   Atmos(R)(ドルビーアトモス)」両対応のVOD作品を船井電機の4K対応テレビ向け
   に提供開始

◆16.電通、スポーツ産業の活性化に向け青学大と連携
   -スポーツと公共をつなぐ専門組織も新設

◆17.電通など4社、音楽ライブコンテンツの企画・制作・販売などを行う新会社を設立

◆18.電通、スポーツとエンターテインメントに特化したVRビジネス開発支援体制を強化
   -リアルとVRを行き来する新しいスポーツ観戦体験を提供する「Fanglass」を開発

◆19.スマホ・ネイティブの新行動 「情報引き寄せ」
   ―「スマートフォンユーザー情報行動調査2018」を実施

◆20.博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所「メディア定点調査2018」
   時系列分析

◆21.dTVチャンネルRの「タビテレ」  オリジナル新番組!
   『声優カメラ旅』 第1話 梶裕貴 6/30[土] 初配信!

◆22.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》案内

 

 

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