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第501号「肉よりも、白菜が一番高いと、鍋つつく」
[2016.10.27号]
【よいどれコラム】
10月22日。隣駅の稲毛海岸のメガネスーパーで、遠近両用メガネを初めて作った。5月か6月には、手元が見えにくくなったので、稲毛海岸のイオンの一階にあるイオン直営のメガネ売り場で、パソコン作業用の近くが楽に見えるメガネを作った。この時は、気に入った8000円くらいのフレームに、レンズが無料でついてきたような記憶が残っている。
この同じイオンの3階には、千葉県内で15店舗を有するメガネの勉強堂がある。家の近くの関西系大型スーパーイズミヤの3階にも勉強堂が入っている。
メガネを作る際には、機能はもちろんのことであるが、気に入ったフレームデザインのものがあるかどうかでお店を決め、値段は、それに従う。何か高めのものを買う際には、1、2度お店を見て回って、それで3度目くらいに買うことが多い。今回も、勉強堂(2店舗)、イオン直営店、メガネスーパーを何度か回って、その結果、5年前、3年前にもメガネを作っているメガネスーパーに落ち着いた。決め手は、フレームデザインで、いずれも同じメーカーのものである。他のお店にも、それなりのものはあるが、筆者の職業柄からいうと、ぴったりくるものがなかった。
検査を終えて、レンズ選び。フレームは、2万8000円のものが、1万円になっていた。レンズは、2枚セットで、1万4800円。これは、レンズが厚いので、このフレームだと、1万7800円のものがお勧めだという。「少し値段が張りますが、遠近両用のゆがみの少ない2枚で4万7000円のレンズが、今、ちょうど半額になっていますので、2万3500円でお求めになれます」とも。
10月5日夜、台風で飛行機は欠航の上、頼みにしていた岡山行きの特急やくもも16時台、17時台が運休になり、18時台もどうなるかわからないというので、『情報交歓会』の開催に予定を変更し、米子駅前のワシントンホテルに投宿した4人で飲んだ際に、「手元が見えなくなってきて、メニューが見えずらくて困る」とこぼすと、Mさんも、Eさんも、遠近両用を掛けているという。
Mさんが、「メガネは、ちゃんとしたものを作らないといけない。コストを惜しんじゃダメだよ。」といっていたのを思い出し、ゆがみの少ないという高いものを選ぶことにした。それでも、フレームが、1万8000円安くなっているので、6000円ほど高いレンズを買っても、通常よりは、1万2000円安く買ったことになる。加工代、消費税を含めて、3万8000円を少し切るところで収まった。
まあ、年間で1日約100円のコストである。支払いは一回だから、3年使えば、1日約30円のコストになる。 『ケーブルテレビ+インターネット+電話+NHK』は、年間で1日約800円のコスト。モバイルは、年間で1日約1500円くらいかかっている。飲み代は、こわくて出せない。
出来上がりまで、1週間を待つことにして、駅下のスーパーに入った。野菜売り場を回っていると、『青森のにんにく』売り場の前で、75歳くらいのおじさんが、67歳くらいの店員に、「どうしてこの間まで198円で売っていたこのにんにくが、298円なんだ。中身が変わっているならともかく、まったく同じものが、なんで100円も高いんだ!?」と食ってかかっていた。いつから食ってかかられていたのかはわからないが、業を煮やしたのだろう、店員が、「店長、呼びましょうか?」というと、「呼べ!」という。
《こんなことで、いちいち呼ばれるんじゃ、店長もかわいそうだな》と思っていると、38歳くらいの店長が出てきた。店長が、「何か?」というと、呼びに行った店員に、「オレにまた同じことを言わせるのか」とつぶやくと、同じ文句を店長にぶつけた。
店長が、「仕入れが高くなっているので、値段が上がっている」と答えると、「そんなこと理由になるか!」と激高していた。市場経済の完全否定である。それほど混んではいないにもかかわらず、不穏な空気を感じて、みんな避けて通る。
どうやって店長が納得させたのか、あるいは、文句を言うだけ言って、きびすを返したのか、最後はみていなかったが、レジに並ぼうとすると、くだもの売り場のあちこちの値段をジロジロのぞきこむようにして、何も買わずに出て行く姿が見えた。
ある意味、営業妨害だろうし、土曜の昼下がりの、《今夜は何にしようかしらん》と買い物を楽しむ人びとの雰囲気を破壊する迷惑行為もいいところだ。
そのうち、監視カメラから、顔の画像を抽出して登録。同じ人物が、店に入ろうとすると、センサーが感知。警備員が駆けつけて、マークする、という時代になるのだろうか。
うん。待てよ。こういったシステムは、社会のすべてとはいわないが、一部では、もう導入が始まっているのだろうな。2020年に向けて、どこまで進化し、浸透するのか。
それにしても、野菜が高い。大根も高いし、白菜はもちろんのこと、この日は、(この店では)キャベツの4分の1カットが、148円という価格には驚いた。2分の1カットは、290円くらいの値段になっている。普段の倍である。値札の付け間違えではないのかと思うほどだ。
ついこの間までは、キャベツは、それほど高くはなかった。天候の影響に左右されるから、しかたがないのだろうが。
スマホで写真を撮って、LINEで、「どこどこのお店で、野菜が安い」というような映像情報を流し合っている奥様グループもいるのではないかと想像してしまう。
この原稿を書いていると、東京ガスの子会社の営業マンがやってきた。3回目の訪問である。1年間で、いくら安くなるというシュミレーションはいただいている。
栃木の実家は、すでに、ケーブルテレビの電力に入っているが、千葉でも、ケーブルテレビがいいのか、東京ガスの子会社がいいのか、それとも東京電力の子会社にするのか、決断の時が迫ってきている。
こんな調子で、3年後の2019年秋、シャープにするのか、Panasonicにするのか、それとも海外メーカーにするのか、逡巡しながら、家電店に行き、《8Kテレビは、やはり手が出ないな》と思いつつ、4Kテレビを買うのかもしれない。
22日夜、大谷で、日本ハムが負けた。
20日夜、ある方から、日銀短観の会議の場で、「中国地方の一部で、景気が上向きかげん」という話が出たとか出ないとか、という話を聞いた。
広島のセ・リーグ優勝、CSシリーズを勝ち抜いての日本シリーズ進出の経済効果は、すでに相当なものがあるようだ。
これで日本一になると、さらに上乗せで、相当な経済効果が期待できるという声もある一方で、すでに来年の反動がこわいという声も出始めているという。(い)
【目次】
◆1.日本ケーブルテレビ連盟東海支部、「ケーブルフェスタ2016」開催
◆2.イッツコム、未就学のお子さまも安心して楽しめる
『ディズニージュニア』 と 『Baby TV』 をイッツコムTVにて提供開始
◆3.ケーブルテレビ品川、未就学のお子さまも安心して楽しめる
『ディズニージュニア』 と 『Baby TV』 をテレビサービスにて提供開始
◆4.「CLEAN UP OUR KISARAZU」~みんなで木更津の街をきれいにしよう~
J:COM 木更津が地域清掃活動を実施
◆5.地域の安全・安心、犯罪防止を目指して
J:COM 東京北で安全・安心パトロール隊が始動
◆6.アカデミー賞受賞俳優 レオナルド・ディカプリオが伝える環境破壊の現実
『地球が壊れる前に』ナショナル ジオグラフィック チャンネルで放送
◆7.NTTぷらら、趣味学習サービス「Shummy」提供開始
◆8.ひかりTV、HDR対応4K-IP放送を開始
◆9.「ひかりTV」がBS民放5チャンネルを提供開始
◆10.ひかりTV、イマジカBS 開局20周年記念オリジナル制作ドラマ「ひと夏の隣人」
放送
◆11.キッズステーション-12月放送予定 放送作品
◆12.キッズステーションがプロデュースするキャラカフェ
ベイサイドプレイス博多に2016年11月5日 (土曜日) 11:00よりオープン!
◆13.「なかよし」原作の秘蔵の名作が約20年ぶりにHD版でTV初登場!!
~ふたごの姉妹が活躍する超能力少女ファンタジー「ミラクル☆ガールズ」~
◆14.インターネットテレビ局「AbemaTV」が「Amazon Fire TVシリーズ」に対応
◆15.共働き世帯の父親をターゲットとする研究チーム「パパラボ」を発足
― 購買力があり家族消費の決定権を持つ「共働きパパ」を分析 ―
◆16.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》案内
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