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第463号「コンテンツは世界に向けて歩き出す」
[2015.03.19号]
【よいどれコラム】
おかげさまで、5月4日~11日までの「The Internet & Television Expo&米国ケーブル関連企業訪問ツアー」の参加者は、21人になった。今、「まだ間に合いますか?」という電話が入って、2名追加になったので、合計で23名。昨年と同数になった。(9日)
これに、ケーブル業界ではお馴染みの女性添乗員上本明子さん(旧姓黒沢)と、筆者が入って、25名のツアーになる。旅行代理店は、近畿日本ツーリスト。飛行機は、今回、JALになった。
円安の影響を受けて、旅行代金は、昨年の約54万円から、9万円アップし、63万円。それでも、(別の代理店から出てきた)当初の70万を超える見積もり金額からは、10万円くらい下がった。どこがどう下がったのか、これは旅行業界の専門家ではないので、「下がる仕組み」はよくわからない。
ともかく、円安の状況の中でも、参加者が集まってくれたので、一安心である。最少催行人数が集まらないと、『旅行実施にかかる総費用のマイナス分の補填』の責任がこちらにかかってくる。補填金額が大きくなり、うちで背負いきれなければ、参加者企業にも、もう少しのご負担をお願いすることになる。そうならずにすんだことがまずありがたい。
しかし、今回のツアー予算の中には、バスの延長料金などの「思わぬ出費」は組み込まれていない。その「思わぬ出費」の負担は、うちの負担になる。だから、ケーブル業界の懇親会などで、「20名集まった」という話をすると、(ツアー料金が少し高めなので)「かなり儲かったんじゃないの」という方がいるが、それはちょっとあたらない。それなりに、手元に金額は残るが、「保険金」の要素が強い。
通常、バスや現地ガイドの契約は、朝9時~17時までで、それ以外は、また別料金が発生する。早朝料金があるかどうかは知らないが、延長料金は確実に発生する。昨年は、サンフランシスコ、ロサンジェルスを回った。SFでは、夕方の渋滞に巻き込まれて、17時までにホテルに到着できそうになかった。
添乗員の上本さんが、「延長していいですよね」というから、(当然だろうと思いながら)「いいよ。何で?」と尋ねると、「一応確認をしなければ」という。「延長料金は、cbaさんのご負担になるので」と次の一言が追っかけてきた。《なるほど》と納得すると同時に、保険金が間に合うかどうか心配になりだした。
いじわるな興味がわいて、「延長しなければ、どうなるの?」と聞くと、「ここで、降ろされて、ドライバーとガイドは帰る」という。ハイウェイの上で、降ろされてはたまらない。
ロスでは、DirecTVの訪問を終えると、もう16時半。やはり、「延長しますか?」という質問。「延長しなかった時の選択肢は?」と聞くと、「タクシー」と返ってきた。25名分のタクシーを呼ぶのだったら、バスの延長の方がいい。そして、保険金をまた使った。
今年もきっと、ニューヨークの渋滞には、確実に引っかかるだろう。しかし、ツアー全体が、明るく楽しい雰囲気に包まれ、参加者のみなさんが有意義な時間を過ごすことができ、無事、成田に着いた時に、「さあ、もう一働きするか」という前向きな気持ちになっていてくれれば、それが一番だ。
3月に入ると、筆者の心理状態も、ツアーバージョンになってくる。2日、銀行に行った帰りに、稲毛海岸駅のホームで電車を待っていると、「シェーン英会話」のポスターが目に入った。7日まで入学金無料、ということで、6日の午後のぞいてみた。月謝で3万円弱(月4回)。20回の集中コースが4ヶ月で、16万円弱。 「夕方、再度来ていただければ、お試しレッスンが受けられる」というので、7時に出掛けた。15分くらいのセグメント面接だった。「予算もあるので、月4回の方で、検討する」といって帰ってきたが、《それでは間に合わない》と思って、土曜日の午後、銀行から16万円引っ張り出して、申し込みに行き、そのまま、40分×2回のレッスンを受けてきた。
昔覚えたはずの単語が出てこない。だが、生きた外国人と話をするのは、自分にとって、何か、アンチエイジングか、ボケ防止にいいのではないかと思えた。帰りに、《手元において、和文英訳ができる端末があったな。それを買おうか》と思って、イオンをのぞくと、エスカレーターを上った見晴らしのいい角には、イオンの格安スマホの展示があった。その奥が、「モバイルコーナー」になっていて、ドコモ、au、SoftBank、Y!mobileの展示がひしめいていた。
ぶらぶらみているうちに、《スマホのアプリで和英があるはずだ》と思い出し、帰って検索してみると、「weblio」というサイトが見つかった。和英も英和もあり、発音の音声まで出てくる。こういうことを表現したいと日本語で入力すると、英文になってすぐに現れる。便利な時代になったものだ。自分がどんな仕事をしているのか、生まれ育った町のこと、現在住んでいる町のことくらい話せるようになりたい、と思っている。(い)
【目次】
◆1.《フォトレポート》キャッチネットワーク、免震構造社屋、竣工間近
◆2.愛媛CATVがリージョナル賞を受賞
「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’14/第20回記念AMDアワード」
◆3.CCJグループの3社(CTY・NCT・CNS)、
4月より「格安スマホサービス」一斉開始
◆4.第8回WOWOWシナリオ大賞 受賞作決定
◆5.イッツコム、BCAOアワード2014 事業継続部門「大賞」受賞
~訓練を通じた事業継続力の向上および事業継続の推進と経営戦略と連動した
事業継続マネジメント ~
◆6.4K対応のカメラ・プロジェクターを完備した貸しスタジオ・多目的ホール
「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」4月24日にオープン
◆7.新サービス「Smart YCV Box」を3月16日より提供開始
~タブレットとの連携やビデオオンデマンドなどTVをもっと楽しめる!~
◆8.所沢市の防災行政無線の放送内容を
J:COMの「防災情報サービス」で4月1日から配信開始
◆9.J:COM武蔵野・三鷹と聖徳学園中学・高等学校が共同事業
生徒が制作した学校紹介番組をJ:COMチャンネルで放送
◆10.ニュースに関連するテレビ番組を一発表示。Webサイト『MY J:COM』に新機
能が登場!
◆11.i ネット飯山とジャパンケーブルキャストが北陸新幹線開業イベントを生中継!
◆12.再生回数で決定! レアアニメ全話配信!
キッズステーション YouTube公式チャンネル 開局!
◆13.テレビ・イベント連動企画、スマホで挑戦!「チュウキョ~くんの宝さがし」開催
◆14.レンタルサーバーのチロロネット、外気空調を活用したデータセンター、
倉敷市内で竣工
◆15.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》案内
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