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第622号「街中が、黄色く染まる秋半ば」
[2021.11.14号]
【よいどれコラム】
一般社団法人ケーブルテレビ情報センター(CRI)の「CRI災害部会」が、11月8日、「災害・防災セミナー」開催を開催した。CRIではこれまで、「C-ALERT協議会」の活動として、「緊急地震速報システム」(サービス)の普及拡大や「災害・防災関連情報の提供」(セミナー)を行なってきたが、「C-ALERT協議会」の活動終了(2018年)に合わせ、「災害・防災セミナー」は、「CRI災害部会」が引き継いで実施している。以降、「災害・防災セミナー」は原則年2回開催され、ケーブルテレビ局を始め、行政(自治体)や民間企業における「災害・防災対策」の取り組みを紹介している。
今回は、
テーマ①:その時どうした!! 全国屈指の“防災情報提供体制”を確立している
「ケーブルワン」の“その時”を聞く
講 師:(株)ケーブルワン 取締役放送部長 前田 雄次氏
テーマ②:今、知っておきたい、“最新防災情報システム” の動向!!
国・自治体が進める「SIP4D」の概要と「SIP4Dによる災害情報の広域共有」の現状を知る
講 師:国立研究開発法人 防災科学技術研究所
防災情報研究部門 国家レジリエンス研究推進センター 主幹研究員 伊勢 正氏
テーマ③:注目される防災備蓄食サービス
「静岡新聞社/静岡放送」の「Buddy Box」の取り組みと「TeamBuddy」活動について
講 師:静岡新聞社・静岡放送 地域ビジネス推進局Team Buddyプロジェクト事務局 次長 大林 寛氏
のお三方が話をされた。
佐賀県武雄市のケーブルワンは、筆者が、非常勤取締役をしている。今年の夏も水害にあった。その時の対応の様子を前田部長が、報告した。もちろん、オンライン講演である。
コロナ以降、筆者の取締役会出席もZoomでのオンラインになっている。昨年の春から、現地には、足を運んでいない。水害の際にも、陣中見舞いのお菓子を送ることしかできない。
ちょうど、次回開催の役員会のメールが来ていた。役員会は、11月30日の11時からとなった。例年、この時期は、夕方からの役員会で、その後、忘年会となる。フグを食べるのが、慣例となっていた。筆者にとっては、年に一回のフグ料理である。
大野社長が、フグ雑炊を最後に作るのも慣わしとなっていた。そのフグ料理も2年間、食べていない。フグを食べられる日が来るのかどうか。
武雄は、温泉町である。武雄温泉には、楼門がある。その前にある東洋館を定宿にしていた。
前田氏の話を聞きながら、武雄の風景がよみがえってきた。
『楼門の東京駅に続く天井画』
『楼門を背にカラコロ夜の街』
『えがちゃんの店が開くのは午前2時』
『佐世保から焼きそばを食べに来る黒人兵』
『えがちゃんの力みなぎる壁の書画』
『楼門の背にほろ酔いの明けの月』
いろいろ出てくる。
夜、午前様で帰ると、「今日は、早いですね」とママが答える。「具合でも、良くないんですか」と続く。でも、昔ほどの賑わいは、ないようだ。
交通の便が良くなり、お客さんは、次の町へと移動してしまう。もうすぐ、新幹線も通るのだろう。(い)
【目 次】
◆1.エリア応援サイト 「ふらっとろーかる」オープン
◆2.忠犬ハチ公のふるさとを救う、地方創生型ショップ「ハチふる」
渋谷スクランブルスクエアに11月1日オープン
~多彩なハチ公デザインの渋谷土産が目白押し。
秋田犬の保存保護のため売上の一部を寄付~
◆3.TCN、2D 映像×360 度映像マルチアングルによるライブ映像販売開始
◆4.バーチャル野球殿堂博物館 オープン!
◆5.第19回「CRIオンラインセミナー」
本年7月より、ローカル5G、本格商用サービスを開始した「愛媛CATV」、
本年12月より、「港湾分野における実証実験」を開始するZTVの取組みを紹介
◆6.新 4K8K 衛星放送対応光端末器に新筐体モデルが登場。
業界トップレベルの高い電波遮蔽性能※と合わせ、設置環境の多様化ニーズに
応える。
◆7.Inter BEE 2021 特別企画の詳細を発表
特別企画は幕張メッセ会場にて開催
◆8.「4K・VR 徳島映画祭 2021」映像業界セミナー・トークセッション開催のお知らせ
◆9.「徳島ビジネスフォーラム in 東京」開催のお知らせ
◆10.第14回 データビジネス創造コンテストを開催
~Digital Innovators Grand Prix 14 (DIG14)~
「日本から発信!コンテンツデータを活用した新たなライフスタイルのカタチ」
をテーマに多種多様なコンテンツデータから未来の生活をよりよくする提案を募集
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