cbaニュース
第538号「イベントは、中止、延期に無観客」
[2020.03.12号]
【よいどれコラム】
新型コロナウィルスの感染の拡大が、やまない。いろいろなイベントが、中止を余儀なくされている。大相撲も、春の選抜高校野球大会も、無観客試合。プロ野球のオープン戦も、無観客試合だ。
3月7日午後、昼食の後で、野球の中継でもやっていないだろうかとテレビを付けた。オリックス×巨人戦が、京セラドーム大阪で行われていた。
ボールを打った時の、乾いた音が、球場一杯に響き渡る。選手の掛け声も、球場一杯に響き渡る。投手の投げるボールが、捕手のミットに収まる音も響き渡る。チャンスでも、ピンチでも、一切他の音は聞こえて来ない。選抜高校野球では、どのような音が、テレビの画面を通して聞こえてくるのだろう。
5日、高血圧の薬をもらっているいつものクリニックでのこと。「変わりない?」という先生の質問。
「原稿仕事を終えて、体温を測ると、たまに37度くらいある」と答えると、体温を測ってみようという先生の対応。少し、汗ばんでいたようで、慎重にしなければいけない時期だから、ということで、胸のレントゲンも撮ることになった。結果は、何もなかった。「肺は、大丈夫だね」ということで、診察室を出た。
どこに感染者がいるかわからないので、慎重にならざるをえないのだろう。
3月4日。稲毛海岸のシェーン。講師ケントは、しっかりとマスクをしている。3月に入って、企業レッスンの約半分が、キャンセルになったという。9日に予定されていた筆者が参加する会合も、10人以上の集まりは自粛という会社の規定でなくなった。ケントがいうには、3人以上の会合は禁止という会社もあるという。代わりに、テレビ会議システムが利用されているのだとか。
多くの企業が、東京オリンピック・パラリンピックのために準備していたテレワークを前倒しで導入している。
そういえば、KDDIに勤める知り合いの息子さんも、テレワークだといっていた。Yahoo!の知り合いは、週に1度の出勤態勢になっているそうだ。もちろん、それぞれの職種によって、テレワークできないものもあるだろうが。
ケントはいう。いま、一番忙しいのは、企業のIT部門の方だろうと。東京オリンピック・パラリンピックのために、テレワークの準備をしてきたといっても、会社の全社員を対象にシステムを考えてきたわけではないだろう。ところが、今回は、会社の多くの社員を対象にしている。
例えば、200人の利用を想定したシステム構築と1000人のそれでは、大きく違う。したがって、システムのスピードが遅かったりといったことが起きているだろう。それを改善し、システムを向上させることに取り組んでいるだろうと。それに、東京オリンピック・パラリンピックは、7月から。準備をしていたとしても、かなりの前倒し。休む暇もないのではないかと。
確かに、そうかもしれない。実際に、どうであるのかは、やがて漏れ聞こえてくるだろう。
パソコンやスマホで、NHK総合テレビとEテレの番組をいつでもどこでもリアルタイムで視聴でき、番組を見逃しても、放送から1週間は「見逃し番組配信」で視聴できる新しいサービス、NHKプラスが3月1日からスタートした。3月中は、試行サービスで、4月から本格サービスに入る。
テレビ画面の右肩にあったQRコードをスマホで読み込み、アプリをダウンロードした。すぐに見慣れたNHK総合の番組が出てきた。NHKが、グッと身近になった感じがした。
49型の4Kテレビは、付けっぱなし。2つの画面を見比べて、《オオッ》という気持ちになった。我ながら、単純といえば、単純な性格だ。30秒ほどのディレイがある。だが、けっこう「近くなった感」は、嬉しいものがある。《なぜ、もっと早く、これが出来なかったのか》とはいわないが。遅ればせながらも、一歩前に進んだことは確かである。*英国のBBCは、2007年から「i-player」という番組配信サービスを開始している。
当初、「利用申し込み」のウィンドウをクリックしても、反応がなかった。アクセスが集中しているのだろうと、ほおっておいた。3日にクリックすると、スムーズに反応した。【NHKプラス】ご利用手続きメールもすぐに返信が来た。指定されたURLを開き、必要な項目を入力し、送信した。この間、約15分。IDをどうしようか、パスワードをどうしようかと考えているうちに、けっこう時間が経ってしまった。普通は、10分ですむようだ。
【NHKプラス】利用申し込み受け付けのお知らせメールもすぐに返ってきた。
あとは、ID登録完了に必要なハガキの到着を待つだけだ。(い)
【目次】
◆1.「次世代リーダー育成塾フォローアップイベント 2019」開催
◆2.株式会社Goolight代表取締役社長丸山康照氏が、第65回 前島密賞を受賞
◆3.イッツコム、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う取り組みとして、
ニュース専門チャンネルを無料放送
~TBS NEWS、日テレ NEWS24、BBC ワールドニュース、CNNj~
◆4.新型コロナウイルス感染拡大を受けて、イッツコムチャンネルで
子ども向け番組や安心安全情報を特別編成
◆5.ケーブルテレビCCN 新型コロナウイルス関連で特別編成
~休校となった子ども達に向けた番組や、イベント中止告知を放送~
◆6.「教育環境の変化に対するママたちの意識」調査
◆7.博報堂DYグループ「デジタルロケーションメディア・ビジネスセンター」、
生活者のリアルな行動に基づき、東京のエリア・時間帯ごとの訪問者特性を
明らかにする 「移動する生活者調査」第三弾を実施
◆8.KDDIとSpatial、スマートグラス「NrealLight」を活用したAR会議システムの開発
に向け、包括的パートナーシップを構築
◆9.KDDI Open Innovation Fund 3号、スポーツ映像分析プラットフォームを提供
するRUN.EDGEに出資
◆10.鳥取県智頭町で「山村ICT化推進プロジェクト」を開始
~林業へのICT導入で、次世代の若者がUIJターンしやすい仕事の創出を目指す~
◆11.総務省、「ICT地域活性化大賞2020」受賞案件を発表
◆12.笑いで日本を元気に!
吉本興業が実施する全国のお笑いステージなどを大阪チャンネルで無料配信!
◆13.「フレッツ 光クロス」、「ドコモ光 10ギガ」に対応した
インターネット接続サービス開始
◆14.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》
次号へ | cbaニュース一覧 | 前号へ |