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第574号「多方面から注目を集める『ローカル5G』」
[2019.10.25号]
【よいどれコラム】
台風被害に遭われた皆さまへ謹んでお見舞い申し上げます。また、復旧に携られている全国のケーブルテレビご関係者のみなさま、安全第一の下、一日も早い復旧が叶うようご祈念申し上げます。
18日。検見川浜の駅前にあるポニークリーニングに、夏物のジャケットを2着持っていった。
9月末に出そうかと思っていたが、優待ハガキが来たので、10月18日からの『平日20%割り引き』を待っていた。土日祝は、15%引き。この5%も馬鹿にならない。
62歳になって、年金の受給手続きをした。毎月の飲み代くらいの額が、2ヶ月おきに、指定したゆうちょ銀行に振り込まれる。「毎月の飲み代」といっても、最近はほとんど家飲みなので、それほどの額ではない。
母親の実家の叔父さんは、筆者が5歳の頃から、「ヒデユキ。親方日の丸、東京電力、KDDに入れば、一生食いっぱぐれがない」というのが口癖だった。「親方日の丸」は、意味が分からなかった。道路工事をしている人たちの親方が、背中に日の丸の入った法被を着ている、あたりまでしか、想像は膨らまなかった。質問は、しなかった。当時、目上の人に質問をするには、相当の勇気が必要だった。そんな勇気は、なかった。
脇には、一升瓶。その頃、ビールはまだ一般家庭には普及していなかった。(と思う)栃木県南部ですが。ビールを飲む、というのは、当時ハイカラだった。「飲むか!?」といわれても、首を横に振っていた。「まだ、早いな」といって笑っていた。
ちなみに、小山。KDDは、超優良企業として、地元の住民の羨望の眼差しを受けていた。国際間の通信事業を行っていた会社だ。その事業内容を地元住民が正しく理解していたかどうかは別にして、《KDDに入社しただけで、たくさんのお見合い写真が舞い込んだ》という話があちこちで聞かれた時代だ。
叔父さんは、農家の長男だった。上には、筆者の母親がいた。口うるさかったろう。何か夢はあったのかもしれないが、農家を継ぐことになった。長い間には、自然災害にも、何度かあったことだろう。
かんぴょうも作っていた。かんぴょうを干している庭には、小さな孔がポコポコ空いていた。そこに、ニラを差し込むと、小さな虫が、食いついてきた。「ニラ虫」と、そのあたりでは呼ばれていた。その正体は、何なのか、いまはもう分からない。冬に備えて高く積まれた薪の上に、大きなアオダイショウがいたこともあった。ご先祖さまだから、悪さをしちゃいけないと、祖母に教わった。夏、井戸に冷やしたスイカは、本当に冷たかった。冷蔵庫は、まだ、なかった時代だ。電話も、なかった。電話を最初に入れた家は、隣近所の拠点になった。いわゆる「呼び出し電話」。あの頃のコミュニティーは、どういう成り立ちをしていたのだろう。
年金を貰う段になって、ようやく叔父さんのいっていた意味が分かった。
ポニークリーニングで、現金で支払いをしようとすると、「現金にしますか、クレジットにしますか?」と尋ねられた。カードで払うと、5%還元になるという。それなら、というので、カードで支払った。
クリーニング代も馬鹿にならない。通常の料金は、高くても1000円くらいだが、しみ抜きなどを頼むと、さらに1000円くらいかかる。確かに、シミはあるので、なくなるのならと頼むことになる。
これを勧める台湾出身の女性店員が、上手いのだ。いいものだから、しみ抜きをした方が、長く着られる……といわれると、じゃあ、お願いしますと、つい、いってしまう。電子マネーで還元というのは、こういうことだったんだと納得した。そういえば、ディスカウントストアのBig-Aでも、PAYPAY支払いが出来るようになっている。9月30日の夜、臨時休業して備えたのは、これだったのだ。
ラグビー日本代表が、南アフリカに負けた。前半は、善戦したが、後半は、力の差を見せつけられた。しかし、ワクワクさせてくれた。ベスト4進出で、台風被害に沈痛な日本を盛り上げてくれるかも、という期待は実らなかったが。
栃木の友人Nさんから、LINEメールが入った。写真付きだ。《両毛線が壊滅状態。街中にゴミが溢れている。長野や佐野は、全国報道されているのに、栃木市は、ほぼされていない。床上浸水被害は、9400棟もあるのに》ということだ。
報道されないと、ボランティアが不足するという。彼は、今日、2軒回ったそうだ。若い高校生ボランティアが、頑張っていたとも。クルマが運転できないので、出来る仕事は、制限されるそうだが。
いずれにしろ、ボランティアが足りないという。その前に、報道か。(い)
【目 次】
◆1.CEATEC 2019、「つながる社会、共創する未来」をテーマに、Society 5.0
で実現する未来の社会を披露~250社/団体の海外出展者を含む、787社/団体が出展
◆2.CEATEC AWARD 2019、総務大臣賞・経済産業大臣賞・部門賞・特別賞
◆3.タグラグビーで、5Gを活用した選手・観客の一体感を醸成する新しい観戦体験
を提供
~選手のバイタルデータや応援の高揚度を可視化し、スポーツイベントを活性化~
◆4.日本初、ドローンレースで高画質な映像配信や4Kリアルタイム中継による
5Gプレサービスを提供
◆5.インプレス報告書『5Gが実現する産業用IoT』
[産業ロボット/工場の無線化/自営5G/ローカル5Gが作る巨大市場]
◆6.東急グループ5社が連携、スマートホーム対応可能な住宅で未来の暮らしに備える
「Ready for IoT」の住まいづくりを開始
◆7.イッツコムウェブサイトを効率化、これまで以上にリアルタイムな川崎市の
イベント情報を提供
~川崎市イベント情報のリアルタイム・オープンデータ化を活用した情報サイト
◆8.暮らしにつながるイッツコムのサービス体験・相談スペース
「iTSCOMスポット 南町田グランベリーパーク」11月13日オープン
◆9.イッツコム、地味な仮装限定のハロウィンイベント『地味ハロウィン2019』を開催
◆10.「いい番組みよう!キャンペーン 2019」
2019 年 10 月 19 日(土)~11月30日(土)実施
◆11.「4K・VR 徳島映画祭 2019」一次審査通過作品
◆12.第177回「CRIフォーラム」、「ドコモ光タイプC」をテーマに開催
◆13.ボクシング界のモンスター、“井上尚弥“のドキュメンタリー番組を制作・提供
◆14.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》
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